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近年の調査実施都市圏一覧
近年の調査を実施した都市圏や現在調査実施中の都市圏の課題意識や調査の特徴を紹介しています。
現在 調査・分析・取りまとめ中の取り組み
社会情勢の変化を踏まえ、マスタープランの改定
松山市への交通依存度が高い周辺自治体を含んだ「松山都市圏」でのパーソントリップ調査は前回調査実施から15年が経過しており、その間に市民の交通行動や活動、ニーズ・意識も変化しつつあります。こうした状況を背景にして、松山都市圏で総合的な都市交通計画の策定に向けた基礎資料に資するため、「人の動き」を捉えるパーソントリップ調査を実施しました。
2022年度 事前検討
2023年度 調査の実施、拡大処理
2024年度 現況分析、将来推計、将来シナリオ分析
松山市都市・交通計画課089-948-6846
紹介WEBサイト社会情勢の変化などを踏まえ、パーソントリップ調査を実施
第4回調査から約10年が経過し、交通に関する施設整備、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う新しい生活様式、ICT等の新技術、様々な計画の策定などの社会情勢の変化などもあり、交通状況に大きな変化が生じています。将来の都市圏交通のあり方を検討するにあたり、現況分析・将来予測及び現在のマスタープランの検証を行い、社会情勢の変化に対応した施策の見直しを行うため交通実態を把握するパーソントリップ調査を実施しています。
2022年度 事前検討
2023年度 実態調査(パーソントリップ調査)
2024年度 現況分析・将来予測
2025年度 都市交通マスタープラン策定
自動車依存度の高い都市圏における都市交通の検討
自動車依存度の高い本都市圏においては、交通渋滞の軽減、公共交通の利便性向上・利用促進が課題となっています。今回の調査では、これらの課題解決に向けて、大規模サンプル調査の実施により、今後の望ましい交通のあり方を検討します。
2023年度 交通実態調査の実施
2024年度 現況分析
2025年度 将来推計、マスタープラン策定
沖縄県土木建築部都市計画・モノレール課098-866-2408
紹介WEBサイト今後の望ましい交通のあり方検討に向けた基礎資料づくり
中京都市圏では、都市交通の実態を詳細に把握・分析するとともに、今後の望ましい交通のあり方などを検討するための基礎資料として、パーソントリップ調査に取組んでいます。中京都市圏では、1971年から10年ごとに5回の調査を実施しており、2022年度から6回目の調査に取組んでいます。
2022年度 交通実態調査の実施
2023年度 現況課題分析、将来交通需要予測等
2024年度 成果とりまとめ等
中部地方整備局企画部広域計画課052-953-8129
紹介WEBサイト工場の内陸移転や新たな交通網の整備等による人の動きの変化を把握
東日本大震災を契機とした工場の内陸移転や、商業や住宅の郊外への立地による更なる市街地の拡散、新東名高速道路の開通やJR東海道線の新駅開業など、都市圏を取り巻く状況が大きく変化しています。これらによる人の移動や活動の変化を把握するために西遠都市圏では、約10年ぶりに都市交通調査に取組んでいます。今回の調査では、小サンプルによる、アクティビティモデルを活用したデータ作成を目指しています。また、調査範囲を広げ、平日だけでなく、休日の暮らしにも着目した休日調査にも取り組んでいます。
2023年度 拡大処理・基礎集計、アクティビティモデルの構築
2024年度 現況分析、将来推計、将来計画策定等
静岡県交通基盤部都市局都市計画課054-221-2219
紹介WEBサイト社会情勢の変化により生じた新たな課題に向けて、人の動きの把握
帯広都市圏では、前回調査から約15年が経過し、道東自動車道の「夕張~十勝清水間」が開通した他、⼈⼝減少や⾼齢化の進⾏など都市交通を取り巻く社会情勢は⼤きく変化しています。今後の都市交通計画の検討を進めるためにパーソントリップ調査に取組んでいます。調査にあたっては、平日だけではなく、休日における移動や目的変化を検証するため、利用目的を明確化し、それぞれで必要となるサンプル数の考え方を整理することで、効率的な調査に取組んでいます。また、意識に関する調査もセットで行うことで、ニーズや課題を把握することにも取り組んでいます。
2022年度 実態調査
2023年度 現況解析
2024年度 マスタープランの作成
北海道建設部まちづくり局都市計画課011-204-5563
紹介WEBサイト2022年実施
全国に先駆けた、「移動」と移動を伴わない「活動」に関する調査を実施
新型コロナウイルス感染症を契機とした「新しい生活様式」への転換などの社会情勢の変化や持続可能な都市構造であるネットワーク型コンパクトシティの進展に伴い、住民の移動や活動、交通に対する実態の把握、分析に向けた「都市活動調査」に取組んでいます。宇都宮市、芳賀町では、全国に先駆けて在宅ワークやネットショッピングなど、移動を伴わない住民の「活動」に関する実態を調査にも取り組んでいます。
2022年度 調査の実施
2023年度 データ整理・調査分析、公表
宇都宮市都市整備部都市計画課028-632-2642
公共交通ネットワークの活性化に向けて
岡山県民の皆様が「いつ、どこへ、何のために、どんな交通手段で」移動しているのかを把握した上で、県内の公共交通ネットワークの課題を洗い出し、もっとたくさんの人に公共交通を利用していただけるよう改善していきたいと考え、パーソントリップ調査を実施しました。
2022年10月 調査の実施
2023年 6月 調査結果取りまとめ
2024年 3月 分析結果取りまとめ
岡山県県民生活部県民生活交通課086-226-7291
紹介WEBサイト2021年実施
近畿圏内の様々な交通課題に対する施策の検討
近畿圏内の様々な交通課題に対する施策の検討、望ましい総合都市交通体系の確立に資することを目的に調査を実施しています。調査の実施にあたっては、スマートフォンを活用したアプリによる回答手法の導入など、新たな取り組みを実施しています。また、新型コロナウイルスの感染拡大による外出状況の変化(頻度や移動手段の変化)を捉える補完調査を実施しています。
2021年度 調査実施
2022年度 基礎集計、現状分析
2023年度 課題分析及び施策検討、とりまとめ
近畿地方整備局企画部広域計画課06-6942-1141
紹介WEBサイト概ね5年に1度全国横断的に調査を行い都市規模と経年による比較を実施
全国都市交通特性調査は、「全国横断的」かつ「時系列的」に都市交通の特性(外出率、トリップ原単位、交通手段分担率等)を把握する調査です。地方公共団体が実施する都市圏パーソントリップ調査の調査実施のタイミングは都市交通マスタープランの策定時期によるため、各都市圏によって異なり、同一年の比較による全国横断的な分析は困難です。そこで、本調査では、国土交通省が実施主体となり、都市圏規模別に抽出した対象都市に対して、概ね5年に1度、全国一斉に調査を実施しています。
国土交通省都市局都市計画課都市計画調査室03-5253-8111
紹介WEBサイト2018年実施
不確実な時代の都市交通施策に向けて、人の活動を踏まえた戦略を提言
東京都市圏では、約50年に渡って継続的にパーソントリップ調査を実施し、将来のまちづくりや交通計画などを検討するための大切な基礎資料として活用しています。今回の調査では、個人の活動(アクティビティ)に着目し、シミュレータを開発し、様々な将来の変化を予測することで課題を把握し、戦略を提案しています。加えて、PTデータを活用して日常生活圏や駅まち空間検討を支援するための手引きや、PTデータの利活用促進に向けたデータの可視化、シミュレータの貸し出しにより、自治体の支援を実施しています。
関東地方整備局企画部広域計画課048-601-3151
紹介WEBサイト交通戦略の見直しに小サンプル調査+アクティビティモデルを活用
「広島市総合交通戦略」の改定に向けて、前回調査から10年経過後の交通状況の変化の把握、また、この間に実施した施策の効果の確認及び関連計画と整合した今後の実施施策の計画立案等を目的に交通実態調査を実施しました。データの活用にあたっては、アクティビティモデルを構築し、将来の交通状況の見通しの把握等を行いました。
広島市道路交通局道路交通企画課交通施策調整係082-504-2754
紹介WEBサイト2017年実施
持続可能な都市構造と交通体系の提案
前回調査(2002年度)以降、2011年に東日本大震災の発生によって人口配置や市街地の状況は大きく変化しました。また、2015年の仙台市営地下鉄東西線の開業によって新たな都市軸が形成され、都市軸沿線への人口集積と新駅を中心にした人の活動が顕在化しつつあります。こうした背景の下、ひと・まち・活動に係る最新の現状を把握し、定量的な分析を行い、客観的に今後の都市圏における「都市構造」「土地利用」「交通政策」等を検討していくことを目的に2017年度にパーソントリップ調査を実施しました。
宮城県都市計画課企画調査班022-211-3134
紹介WEBサイト交通ネットワークの変化による人の動きの把握
北部九州圏は、九州新幹線の開業や東九州道の供用等交通基盤の整備が 大きく進展し、福岡を中心とした広域的な連携が強化されていることから、都市交通計画等についても、その変化に応じた見直しが必要となっていました。こうした状況を踏まえ、性別・世代別等での人の動きの変化を把握し、今後の都市交通計画等を検討するための基礎情報を得るためにパーソントリップ調査を実施しました。
福岡県建築都市部都市計画課
紹介WEBサイト様々な政策の基礎資料の把握としてパーソントリップ調査を実施
山形県内では自動車交通量の調査は行われてきたが、人の移動に関する調査はこれまで行われてきませんでした。一方で、隣接する宮城県仙台市との交流と連携の促進を目指していく中で、仙台都市圏と共通の基礎データを取得することの必要性も高まっていました。こうした状況の中、現在の都市圏の実態を把握し、さらに今後の仙山連携の強化につなげていくための基礎データの整備を行うことを目的に山形県内で初めてパーソントリップ調査を実施しました。
山形市まちづくり政策部まちづくり政策課都市計画係023-641-1212
紹介WEBサイト